2020年5月20日(水)
広がる手づくりマスクの輪
新型コロナウイルス感染でマスク不足と言われている中、布マスクづくりが広がっています。福祉センターたんぽぽ作業所では、利用者の方と職員で手づくりマスクを製作しています。
そこで、春木台の新家さんから、マスクの形に裁断した布、ガーゼ、ひもをセットにしたキットをご寄付いただきました。新家さんは、春木台で“きらきらリメイク”と“おしゃべりサロン笑話会”のお世話をされていて、地区の高齢者の方々から「マスクが無くて・・・」という話を聞き、マスクが無い不安を取り除きたい、キットを用意することで「マスク作りの輪」が広がって欲しいと、リメイクの仲間に協力していただき、たくさんのマスクを手作りして配られたそうです。
また、“笑話会”がお休みになっているため、会員である高齢者の方に、脳トレクイズのプリントを作りお配りしているとのこと。会計さんのお心配りでちょっとしたお菓子とコーヒーをセットにして・・・。家で過ごす時間が、少しでも楽しくなるようにとのお気遣いは素晴らしいですね。
普段は、集まっておしゃべりを楽しんでいるサロンの輪が、集まることが出来ない時にも会員同士がつながっているのですね。他地区のサロンでも、電話をして気にし合っているという話をお聞きします。
新型コロナウイルス感染の収束を祈りつつ、このような時こそ気にかけ合う地域のつながりに心がホッとします。